独立行政法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター イメージ
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    「不確かさ」とは、1990年代に入ってから利用されるようになった、計測データの信頼性を表すための新しい尺度です。従来から、「誤差」や「精度」といった概念が計測の信頼性を表すために用いられてきました。しかし、技術分野や国によってこれらの使われ方がばらばらだったため、国際度量衡委員会のイニシアティブにより、計測データの信頼性を評価・表現する方法の統一に向けた取り組みが行われました。その成果として、1993年に、計測に関わる主要な7国際機関からの共同出版の形で"Guide to the Expression of Uncertainty in Measurement(計測における不確かさの表現ガイド)"が世に出ました。このガイドは、英文タイトルの頭文字をとってしばしばGUM(ガム)と呼ばれています。
GUMでは、不確かさを、計測によって得られる私たちの知識の曖昧さの程度をあらわすものとし、その定量的評価のための手順を詳しく説明しています。その基本的な考え方は、様々な不確かさ成分を、

    A)標準偏差の計算という通常の統計解析によるAタイプ評価
    B)データ以外の様々な情報から、標準偏差に相当する大きさを推定するBタイプ評価

のどちらかの方法で求め、これらを合成することにより、全体としての不確かさを求めようというものです。
不確かさは、計測データの信頼性が重要な意味をもつ様々な技術的、学術的文書の中で利用されるようになっており、また、ISO 9000(品質システム)、ISO 17025(校正・試験機関の能力に対する一般的要求事項)などの規格のなかではその評価が必須のものとして要求されています。
不確かさWeb 応用統計研究室
Uncertainty of Measurement Results NIST
(参考)独立行政法人製品評価技術基盤機構のホームページでは、校正の不確かさに関する解説やガイドを含む多くの文書を公開しています。


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