◆光周波数コム

モード同期レーザーと呼ばれる超短光パルスレーザーから出力される、広帯域かつ櫛状のスペクトルを持つ光のこと。モード同期レーザーが発生する超短光パルス列は、光周波数コムの模式図にあるように、繰り返し周波数(
frep)で決まる間隔を持った細いスペクトル成分(モード)を持つ。このスペクトルの形状がくし(comb)に似ていることから「光周波数コム(comb)」と呼ばれる。繰り返し周波数
frepを、協定世界時に同期すれば、光周波数コムを「光周波数のものさし」として用いることができる。
◆波長
レーザー光は波であり、そのひと波の長さを波長と呼ぶ。光の速さ、波長、および周波数の間には、速さ=波長×周波数の関係がある。現在の国際単位系(SI)では、真空中での光の速さは定数(299
792 458 m/s)となっている。そのため、光の波長(真空中)は、299 792 458 m/s ÷ 周波数で求められる。「協定世界時に同期した光周波数コム装置」は、正確な周波数を発生し、正確な波長を実現するものである。

