計量標準総合センター : National Metrology Institute of Japan (NMIJ)

基準器検査成績書と計量トレーサビリティの関係

平成20年3月27日
(独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター

【ご案内】当センターが発行する基準器検査成績書と計量トレーサビリティの関係について

 VIM(国際計量用語集、ISO/IEC GUIDE99)が新たに発行されるなど、計量トレーサビリティの概念が、ますます明確になってきました。当センターはこれに基づいて下記の点を言明いたします。

「計量標準総合センターが発行する基準器検査成績書をもって、計量トレーサビリティの根拠とすることはできません。」

 
基準器検査成績書をご利用の皆様におかれましては、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

<問合せ窓口>  本件に関して、下記窓口にてご質問を承ります。

計量標準管理センター 標準供給保証室 q-traceability-ml@aist.go.jp
(お問合せいただくに際には、『個人情報の取扱い』をご了承願います)




用語説明
上記に関しまして、下記の用語の定義に基づいて、ご説明差し上げております。
VIM
国際規格『ISO/IEC GUIDE 99:2007 International vocabulary of metrology - Basic and general concepts and associated terms (VIM)』です。国際的な計量分野における標準となっており、英語、仏語で計量に関する用語の定義がされています。現時点では、日本語版あるいはJISは発行されておりません。日本規格協会(http://www.jsa.or.jp/)あるいはISO (http://www.iso.org/)などで、規格書が販売されています。

計量トレーサビリティ
以下の"Metrological Traceability"の日本語訳です。"Metrological Traceability"の正式な日本語訳は確定していませんが、ここでは「計量トレーサビリティ」を訳語として用いています。

Metrological Traceability
VIMで定義されている用語。 「校正(Calibration)の途切れない連鎖であり、各校正は測定の不確かさに寄与している(抄訳)」のことです。国際的に、計量分野においては、この定義に基づく「トレーサビリティ」が広く認知され、運用されています。
 
Calibration(校正)
VIMで、定義されている用語です。 校正は、測定標準との比較と不確かさを与える行為であり、校正証明書には、比較の結果と共に不確かさの表記が必要とされます。

基準器検査成績書
基準器検査は、計量法第5章第4節の規定による基準器検査です。ここでの「計量標準総合センターが発行する基準器検査成績書」は、産業技術総合研究所が実施する基準器検査において発行する成績書を指します。

計量標準総合センター
独立行政法人 産業技術総合研究所の計測標準研究部門および計量標準管理センター等を、計量標準総合センターと総称しております。産業技術総合研究所において、計量法に基づく検定、検査、特定標準器による校正等を実施している部署です。

『個人情報の取扱い』
 本件に関して、メール、あるいは、その他の手段により、当センターにお問合せいただいた個人情報は、以下の目的に利用することをご了承願います。
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(2)産業技術総合研究所内に加え、経済産業省、都道府県・特定市、独立行政法人 製品評価技術基盤機構、日本電気計器検定所などの関係機関に、個人情報を含むお問合せいただいた内容を、回送あるいは情報提供する場合があります。
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